メチコバール錠剤は貧血で保険通りますか?注射は適応あるみたいですが。
メチコバールの保険適応は、注射は末梢性神経障害とビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血、錠剤は末梢神経障害のみとなっています。
これは、巨赤芽球性貧血では内因子の分泌障害によってビタミンB12の吸収が阻害されて貧血になったのであるから、経口的にビタミンB12を投与しても吸収されないのではないかという考えに基づき、注射のみを認めていたためです。
しかしながら実際は、大量に投与すれば内因子なしでも、空腸でビタミンB12は吸収されることがわかり、日本血液学会でも巨赤芽球性貧血の治療においては、ビタミンB12の投与経路は注射にこだわらず経口でもよいとされています。
これに影響を受けたのか、保険の審査において、ビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血に対するメチコバール錠について査定されたことはありません。保険適応ではないものの、投与を容認するスタンスになっているようです。
ただしただの貧血では駄目と思われ、「ビタミンB12欠乏症」「巨赤芽球性貧血」の二つの病名をつけています。
とおりませんよ、「末梢神経炎」、「末梢神経障害」が適応症です。
注射薬は「ビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血」が適応症です。一般的な貧血では査定されますね。
薬局でビタミン剤販売されてますね
ビタミンB12は、神経の作用に重要な役割をしています。不足すると、貧血を起こしたり、末梢神経の働きが悪くなり手足が痺れが生じます。保険適応されるというか、医師の判断でさせるスタンスですね。
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