2012年3月28日水曜日

PC操作での眼精疲労からくる頭痛で、頭痛薬飲む前に眼精疲労自体を緩和する目薬...

PC操作での眼精疲労からくる頭痛で、頭痛薬飲む前に眼精疲労自体を緩和する目薬とかグッズとかありますか??







病院薬剤師、兼、医薬品登録販売者の講師です。



疲れ目で適応が通っている医療用目薬は「サンコバ」等【ビタミンB12】のみです。



ビタミンB12は目のピント調節を司る毛様体の末梢神経に働いて神経の機能を回復させ、目の疲れを抑えます。

赤色の成分なので、目薬全体が赤色になっているものを選ばれれば良い指標です。



あと、ピント調節機能改善剤のメチル硫酸ネオスチグミン。涙と同じ成分が入った(PC使用時、目をカット見開いた状態になりますので)ドライアイのこともあり、そう言った成分含有がお勧めです。



ワンディの使い捨てコンタクトならいいですが、そうでない場合は、コンタクトレンズをはずして、目薬をさされて、5~10分して、再装着されてください。



ソフトコンタクトレンズは、親水性なので、目薬の成分を吸収してしまい、駄目になって(使えなくなって)しまいます。



ビタミンB12含有でしたら、市販薬、病院薬とも、コンタクトレンズが赤く染まってしまい、使えなくなってしまいます。



(追記)



ロートアイウィッシュの成分は「パンテノール」「ビタミンB6」「L-アスパラギン酸カリウム」「メチル硫酸ネオスチグミン」であり、この中で、直に疲れ目に作用する成分は「メチル硫酸ネオスチグミン」のみであり、医療用で唯一疲れ目の適応が通ったビタミンB12は含有されていません。



又、ブルーベリーアイですが、私は薬剤師会学術で、健康食品を薬学的に解析する研究していましたが、ブルーベリーアイはこれは健康食品であり、「医薬品」でありません。即ち「食品」のカテゴリーであり、「医薬品」と異なり、厚生労働省の厳しい審査は一切通っていません。「食品」ですから、そんなもの通らなくても、メーカーは、かって都合の良い値段設定を自由につけて販売できますし、それにより、高額なお金を払ったにもかかわらず、効き目がなかった・・・となっても、消費者側の非となります。



なぜなら、お客様は「医薬品」でなく「食品」のカテゴリーであることを前提に購入した。となるからです。



ゆえに、高額でもインチキ商品は、いくらでも出回っています。ここが、基本的に「医薬品」と異なる所です。



ブルーベリーの実態ですが・・・

「目の網膜に良い」と視力改善効果が謳われているアントシアニンが豊富に含まれております。

しかし、国立健康・栄養研究所の論文調査によるとブルーベリーやビルベリー、それらに含まれるアントシアニンの視力改善効果は認められていない。となっているのが実態です。








私もパソコンを仕事で使う関係で、眼精疲労・頭痛に悩んでいました。

色々と対策をしてみましたので、参考までに書いてみます。



1 ロートアイウィッシュという目薬を使う

これは即効性がありますが、その場しのぎ的な感じもあります。



2 蒸気ホットアイマスクのめぐリズムを使う

5分休憩などの回復力を高める、その場しのぎグッズです。



3 メガネ屋さんで特殊なレンズ加工

パソコンの波長?をカットするレンズに変更してみたところ、

かなり楽になりました。

疲れ対策の加工をしたレンズを使うというのは、

眼精疲労対策に良いと思います。

メガネ屋さんにも「早く相談してくれれば良かったのに・・☆」みたいなことを言われました。



4 ブルーベリーアイというサプリを飲んでみる

これは効いているのかわかりませんが、とりあえず

ブルーベリー成分を体内に取り入れています。



参考

ブルーベリーアイの感想・体験談

http://naviguide.web6.jp/waka-blue/

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