ビタミン剤について
ビタミンB1とビタミンB12は配合禁忌ということを聞きました。混ぜると具体的にどのようなこと(反応)が起こるのでしょうか?
また、マルチビタミン剤などはビタミンB群は一緒に入っていると思うのですが、なにか工夫をしているのでしょうか?
例えば下記特許において以下の記述があります。
◎tatoebaビタミンB群配合末梢静脈栄養輸液
http://www.j-tokkyo.com/2006/A61K/JP2006-137745.shtml
>しかしながら、ビタミンB12、ナイアシンおよび葉酸等は、一般的な複室容器タイプの末梢静脈輸液製剤における糖質を含む薬液(以下、糖質液という)やアミノ酸を含む薬液(以下、アミノ酸液という)に添加した場合、分解が生じる等の理由により安定な製剤が得られないといった問題があった。
>ビタミンB12は輸液中ではビタミンB1、ナイアシン、アスコルビン酸などと配合変化を起こすこと
その解決の為、本特許では以下の方策を採っています。
>≪ビタミンB群および電解質の配合≫
本発明の末梢静脈栄養輸液製剤において、ビタミンB群および電解質は通常、以下のように糖質液あるいはアミノ酸液に振り分けて配合される。
まず、ビタミンB1は酸性域で安定であるため、糖質液側に配合される。また、ビタミンB1は亜硫酸塩が存在すると不安定となるため、糖質液には亜硫酸塩が含まれないことが望ましい。
ビタミンB12は、ビタミンB1と反応し配合変化をおこすため、アミノ酸液に配合される。
詳細はリンク先を参照願います。
特許にそう書かれているのであれば、
>特許文献1、非特許文献1
に配合変化についての具体例などがあるでしょう。
非特許文献が論文であれば、そちらの方がより参考になるでしょう。
参照するように書かれている文献を自分で調べようとしない自分自身には、失望しないでください。
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