2012年3月9日金曜日

ビタミンB12の不足で、悪性貧血になりますが、 その際に、巨赤芽球ができるメカニ...

ビタミンB12の不足で、悪性貧血になりますが、

その際に、巨赤芽球ができるメカニズムについて、教えてください。

DNA合成の障害が起こっても、RNA合成は継続し、

その結果、細胞質の容量と成熟度の増大がおこる

という説明を見つけました。

これは、DNAを複製しようとして、

準備しているRNA(メッセンジャーもトランスファーも)が、待ちぼうけで、どんどん増えて、

血球全体が大きくなるということでしょうか?







核の成熟は遅れるが細胞質は成熟するという成熟解離が起こっています。

RNAの合成を促す要因はないため不要なRNAが蓄積しているわけではないと思います。



巨赤芽球が出来るのは

核が未熟なため分裂が行われずそのまま大きくなってしまっているからです。

たとえば、赤血球ではヘモグロビンが多く含まれています。

もちろん細胞質が成熟していくのですから相対的にRNAは増えますよ。

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